NJCネットコムズの
レゴ®シリアスプレイ®
概要

レゴ®シリアスプレイ®は、対話・議論に「真剣な遊びの場」を提供いたします。参加者は「作品をつくる」「意味をあたえる」「ストーリーを語る」「振り返る」を繰り返しながら、ワークを進めていきます。

作品を作る

ファシリテーターからのお題に沿って、考えるよりも先に手を動かしながら自由に作品を作っていきます。参加者は「心理的安全性」のなかでフロー状態となっていき、より極端に自分自身の直感を作品に描いていくことになります。

意味をあたえる

限られた数、形のレゴブロックを利用するため、参加者はメタファー(隠喩)をうまく活用し、作品に意味をあたえていきます。この色のブロックはどういう意味が込められているのかなど、形状や動きに言葉を加えることで、新たな意味を生んでいきます。

ストーリーを語る

自分の作品そして仲間の作品との関係性によって共感、共創を生みながら、個人または組織のストーリーを創り、語っていきます。全員が発言者の作品に「耳」を傾け、人格ではなく「作品」に対して質問をすることで、より意味に深さを出していきます。

振り返る

ワークから芽生えた感情もレゴブロックで作品にすることにより、また、他者からの「作品」に対する質問によって、多くの気づきと学びを振り返っていきます。作品に含まれていたもの、含まれていなかったもの、これまでの思いとの相違を強く意識していきます。

全員でひとつの作品を作る

チームビルディングで欠かせないのは、「全員の作品」と「全員の声」。そのためにはひとりひとりの作品から「最も大事なところ」を明確にすること。全員の大事なところを集め活用し、ひとつの作品を作るための話し合いをしていきます。

「最も大事なところ」同士の関係性や距離感を意識し、全員の意見を取り入れて作品にしていきます。これにより、誰一人取り残すこと無く、全員合意の「スーパーストーリー(物語)」をチーム内で共有し、全員語ることができるようになります。

システムを作る

レゴ®シリアスプレイ®メソッドを用いて作った全参加者の作品を、盤面で配置し、関係性をコネクションしていきます。自分自身を表現したブロックと外部や内部の要因(エージェント)などを意味づけをしながら全体的な構造(システム)を作っていきます。

「システム思考」でも唱えられている「複雑な問題は複雑なまま把握する」ことで、これまで見えてこなかった一面や、自分とエージェントとの関係性、自分と社会やシステムとの関係性を、参加者は強く意識し、理解していくことになります。

出来事を起こす

作品によって、考えうるすべての要素がシステム化された盤面に対して、「過去」や「この先」に発生するであろう出来事を実際に起こしていきます。頭で考えていた関係性やつながりはどのように影響を及ぼしていくのか、また及ぼさないのか。

想定した予測と、実際に出来事を起こしてみて見えてくる予測とのギャップはどの程度なのか。そのギャップをどのようにして埋めていくのかなど、盤面の状況を振り返りながら全員で話し合い、行動指針を立てていくことに役立ちます。

※「レゴ」「LEGO」「レゴブロック」はすべてレゴ社の知的財産です。