レゴ®︎シリアスプレイ®︎
ワークショップ概要
レゴ®シリアスプレイ®とはなにか
レゴ®シリアスプレイ®は、教育理論「コンストラクショニズム」をベースとした人材開発、組織形成、問題解決のメソッドです。
参加者はコミュニケーションと意思決定を行なうため、
有資格者(LEGO®︎SERIOUS PLAY®︎メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター)に導かれながら
対話・議論を実現していきます。
なぜレゴ®シリアスプレイ®が必要か
通常、対話や議論というと、言葉を用いて行なう場合が多いと思います。
しかし残念ながら「良い意見を持っていても大抵は言わない」「言葉と文字だけではクリアできない問題」も少なくありません。
自分自身の中にある考えを言葉にできない。他の人にうまく伝えられない。明確な解決策を出すのが難しいこの時代。
もしかすると良質のアイデアは、このような埋もれたところに存在するのかもしれません。
もし、社員ひとりひとりがイマジネーションや想像力を発揮できるなら。
もし、全員が100%を聞いて100%を話す場を作ることができるなら。
もし、社員ひとりひとりの手が生み出す言葉をアウトプットできるなら。
もし、今、この対話・議論をリアルな意思決定の場にできるとしたら。
言語化が難しいモノ・コトも「形」にすれば伝わる
人の特性や感性、大事にしているところなどは、言葉で共有しようとしてもどうしても難しい局面が多いです。
これは当社だけでなく、お客様でも同様だと思います。
レゴ®シリアスプレイ®は、人の「感情」や「大事なところ」を全員で共有しながらワークを行ないます。
言葉では立ち行かないところでもレゴブロックを使い、認定ファシリテーターが導いていくことで、
より有益なコミュニケーションを生み出していきます。
レゴブロックはおもちゃですが、レゴ®シリアスプレイ®は大人のためのメソッドです。
このレゴ®シリアスプレイ®が有効に機能する場面が、お客様の組織内でも必ず存在するはずです。
誰ひとりとして孤独(Lonely Guy)にさせない
「社員ひとりひとりの多様な考えを活かせれば、もっと素晴らしいチームになるはず」と多くの組織では考えられていますが、
組織特有の「壁」や「しがらみ」が存在し、難しい課題と考えられています。
レゴ®シリアスプレイ®のワークショップは参加者全員がレゴブロックで作品を作り、共有し合います。
「たったひとりの方が話し続ける」でも「たったひとりの人が何も話さない」でもない。
参加者の心の奥にあるモノを形にして共有し、様々な視点でストーリーを描いていきます。
言葉のスキルだけで対話させない
社員の中には、言葉にすることが苦手な方もいます。特に自分自身のことを話すとなるとなおさらです。
議論(Discussion)の場面は、物事を決定していくために必要ではありますが、
対話(Dialog)では、作られた言葉ではなく素直な気付きを言葉にしていくことが重要です。
レゴ®シリアスプレイ®は、個人の内面を話すのではなく、「作られた作品」を中心に対話を行ないます。
社員ひとりひとりがどう考えているよりも、作品のどこの部分が一体何なのか、色はどうか、長さは?距離は?
人同士ではなく、作品同士の関係性はどうなのか、が大事になります。
作品を中心に対話することで、声の大きい人と声の小さい人のギャップはなくなっていき、
常に作品同士がどのように関係していくのかを意識することで、言葉の壁を超えることができるのです。
※「レゴ」「LEGO」「レゴブロック」はすべてレゴ社の知的財産です。